俺は理恵と別れた後、買い物をして家に帰った。

ガチャ

玄関のドアを開けると女の人の靴があった。母義さんの友達かな?まあどうでもいいや!


俺は二階の自分の部屋に入った。
ベットに寝転がった。

霧島 理恵…

可愛い子だった。俺に敬語でおどおどしてて。でも笑うと凄く可愛かった。

コンコン

ドアがノックされた。

「悠斗くん?ちょっと下に降りて来てくれないかしら?」

母義さんの声だ。俺はベットから起き上がり、

「今行く。」

と言って階段を降り始めた。



理恵にもう一度だけでいいから



一目でいいから




会いたい。



俺は気付いたらそんな事を考えていたのだ。