そこに見えたのは
裸になった夢波と手足を拘束され着ているものがはだけた夏紅夜だった。
それはオレが一番見たくない光景だった・・・
「夢波!!!てめぇ、ふざけんじゃねぇ!!!!!」
オレは気づけば夢波に掴み掛かっていた。
「あんッ…」
その声は夏紅夜のものだった。。。
そう。
夏紅夜は犯されていた。。
オレが掴みかかったため外に出た。
そのときに聞こえたものだった。

オレは頭がおかしくなりそうだった。

オレの唯一愛した相手を無理矢理犯されたのだから。
オレは夢波をぶん殴った。
何度も何度もぶん殴った。

それでも足りないぐらいだった。
「雷劉の副総長がこんなになるなんてな。フフっ滑稽だぜ。そんなに大切か?夏紅夜が」
「黙れ」
「夏紅夜は俺の玩具。そう言っただろ?」
「黙れ・・・」
「これがその答えだよ!!ハーハッハ!!ほんと笑えるぜ」
「黙れつってんだろ!!!!!」
【バッコーーーーーン】

オレは夢波をまたぶん殴った。
それでも足りないぐらいだ。
オレはまた殴ろうとした