「おはよう」
「蒼先生おはようございます」
「おはよー」
「おはようございますー」
ナースステーションで挨拶を済ませて、医局へ。
「高島、おはよ。」
「あっ。蒼先生…おはようございます」
「どうした?そんなポッカーンとして」
「……いや。」
「高島ー!!」
「………あ、咲谷先生。おはようございます」
「なぁー、高島ってさ、結婚してないじゃん。」
「はい?はい。」
「……じゃあさ、彼女。いんの?」
「え、えぇ?」
「この間さ、振ったってペンと彼女で俺が勘違いした時、あったじゃん?
そん時思ったんだけど…。
高島って彼女いんの?」
「………………」
「蒼も気になるだろ?」
「…………うん。」