ーーーーー
私は家のベッドに横になりながらさっきのことを考えていた。
『日曜日10時から、あけとけ。
…連れていくところがある。』
家まで送ってくれた明日翔はそう言って来た道を帰っていった。
連れていくって…どこだろう。
全く見当がつかない。
そもそも知り合って日が浅すぎる。
そんな男に、しかも暴走族の総長にこんなに心を許してしまっているなんて。
「なにがあるか、わかんないものね。」
つい数日前は、全く考えもしなかった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…