「う~~~ん……幽霊に関する知識なんて私殆ど無いから、よく分からないなぁーーー…」


「オレも分かんない……頭パンクしそうだわ」


お日様はとうに沈んだのに、まだまだ蒸し暑い午後8時45分。


私と一流は私がお風呂から上がってから、ずっと私の部屋であれやこれや話し合っていた。


話し合いの内容はもちろん、今日一流がシャーペンを握れてしかも私が一流の体に触れる事が出来た事について。


最初は何が何だか分からず2人揃ってパニックで、もしかして一流が生き返ったのかと思った位だった。


でも……


『アレ………?』