ケータイ小説 野いちご

【完】魔法科市立高校

第3話 謎に包まれた嵐の転校生・春樹の企み





『家の事情で少しの間、ここ魔法科高校のSクラスに入学することになった、藤星梨桜です。よろしくお願いします』



目の前にはペコリと頭を下げている梨桜。



梨桜は少しの間、私の護衛としてここに来ることになった。



まぁそれはあくまでも裏の事情で表の事情は家の事情ということになっている。




Sクラスの人数は梨桜を含めて全部で21名。



No.1~No.21までの人が危険魔力ということに設定されている。




勿論、私はNo.1で…



「じゃあ、梨桜くんは蘭さんの後ろでいいかな?」




『はい、いいです』



ニコッと笑みを零した梨桜。
その瞬間、男子の目線が鋭くなった。


そして、数少ない女子の目がハートになった。




『凄い、人気ですね…藤星くん。
でも、男子の目線が怖いように感じるんですけど…』



千尋が困ったように眉を下げながら私を見た。









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