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【完】魔法科市立高校

第8話 闇の組織【魔隊軍兵】




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『梨桜、待たせてごめんなさい』


校舎前まで来ると石畳のところに寄りかかっている梨桜の姿が見えた。


みんなを見ると目を見開いた。



『なんで、お前らまで』



『ごめんね、梨桜…着いてきてもらうことにしたの…魔隊軍兵に』



『…そうか…危険だぞ、あそこは。
精々…死なないようにな』



ほら、いくぞ。と梨桜が言う。

私はその手を取って魔隊軍兵に向かった。




『あの、藤星くんキャラ変わってませんよね?』


『確かに…少し、キャラが違うね~』


『任務顔になってる♪
そりゃあ、そうだよね~だってNo.『おい、それ以上言ったら……ここで殺すぞ』



『『『『(ひっ!いつも以上に不機嫌)』』』』




そんなに学校からは離れていないはずなのに…


なんでこんなところから結界が張ってあるのかしら…




『梨桜…何か様子が変だと思わない?』


『ああ、それは僕も思ったよ。
きっと、相手は僕達が今日来るとわかっていたのかもね』


『えぇ、油断も出来ないわね。
いつ殺人鬼が襲ってくるか分からないわ』



この淀んだ空気。

そして、なにより辺りには誰一人人がいない。






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