ケータイ小説 野いちご

【完】魔法科市立高校

第7話 殺人鬼・クローン




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『聞いたか?最近、貴族が立て続けに襲われてるんだ』


そう口に出したのは集。

その表情はみんなを守りたい真剣そのものだった。



確かに…最近妙な話しを聞くわね…


魔法力はそんなに高くはないのに魔力が無駄に高いっていう…

それに、黒いフードを被った綺麗なクリーム色の髪だって…

まるで私みたい…………




『今、どのくらい狙われたの?』


千尋が心配そうに集を見る。


『個数は分からない…けど、下からどんどんやられてるみたいだ。それに襲われた貴族情報によると、蘭と同じ魔法を使うらしい…』



私と同じ魔法…

次々とやられていく貴族

黒いフード

…これって…殺人鬼なんじゃ…ないわよね?




頭に不安が過ぎる。



『集も千尋も気をつけておいた方がいいわね。いつ襲ってくるか分からないもの…』



梨桜に調べるように言っておいた方がいいわね…


『『そうだな(ね)』』


私は2人が頷いたのを確認すると席を立った。


『私、用事を思い出したから先に部屋に戻っているわね』


どうせ次の授業は自由授業。
だったら出なくてもいいわよね…






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