アムールには誰も寄りつかない遺跡があ
る。気味の悪い噂がたてられているのだ。やがて、神々は遺跡を恐れて近づかなくなった。


ストーンが溶けてから、人間界への出入りを許されるようになり変に注目を浴びる事が増えた三人にとって遺跡は、人目を気にせず話し合う事が出来る絶好の場所だった。


それを思い付いたのはジュノだった。


彼女は、単純なカゲンやストーンが溶けてから中身が空っぽになってしまった
エンデュよりも頭がさえている。