私と頼輝が付き合いはじめてから
1カ月近くすぎた…







小学校卒業式全日







私と頼輝は、いつものように



「六年間早かったな!」



「早かったね…」




「まだ話したかったけど寝るなおやすみ愛美」



「おやすみ!!」








普通なメールだけど私にとって
嬉しくて嬉しくて

たまらないメールだった










当日








笑いあり涙ありの
卒業式だった






打ち上げへ私たちの学年は
向かった






もちろん頼輝もいる







池袋にある
しゃぶしゃぶの店に入り




私はドリンクバーに友達の真夏と
一緒に向かった





「何飲もうかなー?」



「真夏は、メロンソーダにする!!」



「じゃあ私もそーしよ笑」






その時
私の視界に







頼輝がはいってきた









気まずっ









スルーするしかないな…
よしっ!







私と頼輝は

すれ違った








途中真夏に
冷やかされたが



頼輝には
冷やかしの声が
聞こえていないようだった