「おはよー大輔くん!」


午前5時。
今日は早めに大輔くんを起こす。



「んー・・・、なな?」


寝起きでぼんやりとわたしを見つめる彼は
普段のクールな印象とは全然違った、子供のような寝ぼけ顔だ。


柊 大輔


某大学病院の内科医。

若くして優秀なお医者さん。
そして、私の旦那さんである。