「山崎さん、毛虫が....。」





「ぇっ!?何処っどこどこっ!!?」





「ふふっ、嘘です」





「沖田君!!!」






今日も山崎さんの反応を楽しんでから、
屯所を出る。


僕が毎朝気分がいいのは、山崎さんの反応が面白いからだと思う。




(さてと、団子屋にでも寄ろうか)




今回の任務は楽といえば楽だ。
脱藩した浪士を見つけ次第切れ、だって。

その代わり大人数は気づかれる可能性が高いため土方さんと二人で任務なんだが、

僕より先に屯所を出てしまったらしい。



ので一服っと。




僕は団子屋の椅子に腰を掛けると、
3色団子を6つ頼んだ。





「今頃見つけて、追いかけているんだろーな」