今俺と隼は、朝起きて、二人でコーヒーを飲んでいる。

「あの…さ、何でお前、そんなにエッチうまいの?」
「…は?何でって…、お前、本当にイッタ事なかったの?」
俺はコクンとうなずいた。

しばらく考えて、ふとこんな考えが浮かんだ。
「…好きな人でしか、いけないのかな…俺。」

ブシャッ!!
隼はコーヒーを吹き出して、俺にコーヒーのシャワーが飛んできた。
「「ゴホッ…ゲホッ!!」」
「おい!顔にかけるなよ…!!」
「わりっ…だってお前、露骨に言うなよ…めっちゃ照れた…!!」
え?照れた?隼が?

俺は、隼の『照れた』という前の俺の台詞を思い出して…俺、なに恥ずかしいこと一転だよ!!はずっ!!って赤面した。

「あれぇ~?由吾君は照れちゃってるのかな~?」
「う、うるさいな!!」
俺は顔を隠すために両手で顔をおおったんだけど…。
後ろから隼に抱き締められてしまった。
「やべっ…、お前可愛すぎ!!」
「はぁ?何言って…ん…!!」
俺が振り返ったと同時に、上から甘いキスが降ってきた。

「なぁ…俺と一緒に…アメリカに行かないか?」