ケータイ小説 野いちご

至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ

-8-

「ただいま戻りました……」


そっとリビングへ入る。


そこには誰もいなかった。



まだみんな寝てるの?


時刻は午後3時。



………。


……いくらなんでもそれはないよね?


きっと出かけてるんだ。



あたしは、少し疲れた体をソファに投げ出した。



凌牙が帰ってきたら、ちゃんと話をしよう。


何から聞こう。


あれこれ考える。



凌牙は、あたしが今までどんな人生を歩んできて、どんな人間かだって知らないのに。


昨日今日会ったあたしに、どうして"居場所を作ってやる"なんて言ってくれたんだろう。


大翔や旬も、凌牙にそう言われてここへ来たんだろうか……。

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