*** 季節はすっかり秋となり 道端に黄色い葉が見られるようになった いつだって思い出す あの夏の1週間の出来事 結局バイト代は貰ってないな、とか 私の絵は最後まで描かれたのかな、とか もう新しい人形はいるのかな、とか いろんな事を思うけど もう遅い 一度だけ、あの部屋のドアノブに手をかけたけど 開けられなかった