【冷夏 side】
ピピピピピピピ…。
カチッ
目覚まし時計の音と共に、起床する毎日。
けれど、今日はいつもとは違うー…。
「眠いわね…。」
目を擦りながらマスターのいるバーへ
向かう。
30分だけはやく起きても、こんなにも
眠いのかとあたしは髪をときながら思う。
「よぉ、冷夏。さすがに今日ははやいな」
マスターはこんな朝から元気いっぱいだ。
ケータイ小説 野いちご
< 1/
254 >