ケータイ小説 野いちご

むげんはなび

あとがき





はじめましての方もお久しぶりの方もどうも、今年の夏祭りは雨のせいで浴衣を着れなかったひい。です。

夏目さんと同じ簪もさすつもりだったのに残念です。




さて、今回の『むげんはなび』は読んで下さった方に完結したら怒られそうだなと思いながら書かせていただきました。

鈍感な主人公・水谷と、ドジなヒロイン・夏目さん。

あれだけイチャコラしていたら、まさかヒロインが幽霊になっていたなんて気づかれませんよね(と信じたい)。



夏目さんは実は生きているとか、そういう路線はないです。本当に生きたクラスメートでした。そして今は、もういない。

話の中で言っていたとおり、事故で。階段から落ちそうになった女の子を助け、頭の打ちどころが悪く亡くなりました。

普段あれほどドジなのに、亡くなった理由はドジではないなんて皮肉なものですね。





実は、今回のテーマは''突き落とす''というのがありました。

水谷と同じように読んで下さった方が心を置いてけぼりにされていたら……すみません。狙い通りです。



一周目はひたすら甘く感じてもらって。

二周目は散らばる伏線に切なくなってもらう。

それを目標にしていました。



なので、このおわりに怒りを抱いていない方はもう一周していただけたらと思います。

そうしたら、夏目さんの「浴衣デートが夢だったの」発言はそれが未練だったということ。

「水谷のケータイが壊れてなかったら一緒にいられなかった」のは夏目さんが亡くなった連絡がきているからということ。

あちこち散りばめてある伏線と意味に気づいていただけるのではないかと思います。







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