ケータイ小説 野いちご

『生んで終わりじゃねーのよ』 出産・育児 働くオバちゃんの奮闘記

女性の負担

夕べのギャル2人組。


やっぱり、子供を作ってしまうというのは大変な行為で、避妊を出来なかった代償は大きいんだ。

授かった命を無くすというのは凄く重い。


相変わらず顔色は真っ青だけど、荷物を持って病室から出て行く。


きっと検診の間の、赤ちゃんの泣き声に耐えられなかったんだろう。


しかし、談志も無神経だよな……この部屋で新生児検診なんて。


事情があって出産出来なかった経験は無いけど、精神的にも辛いし体にも負担がかかるんだと、知ってはいるけど現実を目の当たりにして、生まれたばかりの我が子を見る。


お前は、そんな事すんなよ。


男にも女にも責任あるんだからな、性って問題は。


新生児に向かって、何を思うんだろう。


親としての責任が発生したんだなと、つい、実感してしまう。


検診を終えて、自分の部屋に戻ってから朝食を済ませてまた呼び出し。


「退院指導と母乳マッサージをしますので」
「はーい」


子供を連れて再び2階。


居たのは4人、赤ちゃんは別室で預かるというのでお願いし、助産師さんからの退院指導の話を聞く事に。

< 85/ 572 >