〜side高野勇士〜


バタンッ

そんな音がして、後ろを見てみたら、如月が倒れていた。

「おい、如月、如月!」

そう言っても、如月は目をあけなかった。


それを見て、俺はすぐさま保健室に如月を運んだ。
途中で変な女どもは、キャーとか言ってうざかった。でも、今はそんなことを考えている暇じゃなく、走って保健室に向かった。

バンッ
足でドアを開けた。

その音にびっくりしていた保健の先生の所に向かった。


「たすけてくださいこいつが急 に倒れて!」


誰かいるのかなんか気にしないで、大声でいった。

「落ち着いて。まずはその子をベットに」

俺は言うとうりに、如月をベットに優しく置いた。


そして、保健の先生が診察している時もウロウロしていた。

保健の先公が診察が終わったのか、俺の所に近づいてきた。

「どうだった?」

「…大丈夫よ。でも、すごく衰弱しているわよ。このままあれを続けていれば、危険よ。一体なにがあったの?」

そう聞かれても、応えられなかった。

「…まぁ、知らないならいいわよ
それと、たぶんまだ起きないと思うからあなたは授業に戻りなさい」

そう言われたけど、それには俺は首を縦にはふらなかった。


「はぁ〜 しょうがないわね…」

そう言って、先生はどっかえ行こうとしていた。

「あなた何年何組?」

そう聞かれて、素直に俺は応えた。

「二年A組です」

「…あの子のこと、そんなに大事なら目を離さないようにしなさい。」

そう言って、先生が去って行った。
この時の俺の顔は自分でも分かるくらい真っ赤だと、思った。