「な、何これ……」



 着いたのはここお城?って感じの和風な建物。



 森林に囲まれたお屋敷がドンっと立ってて、お庭は池があってその上には橋がかかってる。



 ってか、とにかく敷地が広すぎなの!!




 そんな風に驚いていると、このお屋敷に住んでいた颯真が笑いながら近づいてきた。



「そんな驚くことなくねぇ?」



「驚くよぉ! 私、こんなお屋敷に来たことないもん」