ピピピピッ ピピピピッ


「ん・・・。」


私は、起きたばかりで開きにくい目を開けて、

時計のアラームを止めた。

今日はなんだか目覚めがいい。

何でだろ。

昨日雅と話す事ができたからかな。

だからこんなにも、気分がいいのかな。


そういえば昨日、あのまま寝たんだよね。

お風呂も入ってないし、入らないと。

朝食も、今日なら食べれる気がする。

新しい制服を持って、お風呂場に向かう。

まだ朝の5時過ぎだし、誰も起きてない。

静かにそっと、2人を起こさないように歩いた。