そのときリハビリを担当してくれたのは、小さい頃からバスケをしていた先生だった。

いつも、バスケの話ばかりしていた。

バスケ部を止めようとしたときもー。

マネージャーという仕事を教えてくれた。

マネージャーで壁にぶち当たったときもー。

テーピングや、私が出来ることを教えてくれた。

だんだん自分でも勉強するようになって、すごく楽しくなった。

いつのまにかリハビリが大好きで、待ち遠しくなっていた。