次のリレー練習では、前回言われたことに注意しながら走ったら、だいぶ上手くいってみんなでガッツポーズをしてる人も数人いたほど。
練習では一位を取ったこともあったけど、大体は中ぐらいの順位をさ迷っていた。でも、ひより達の頑張りはちゃんと成果が出ていた。

リーダーの“大友駿"には、学級の誰もが信頼していたから練習中でも彼にはどんなことがあっても付いてこうと思っていたから、2回目の練習で1回目駄目だったところをスバスバ毒舌をどんなに吐かれようと、自分達が信じたリーダーの言うことを素直に聞いて、決して諦めずに全員で協力しあい、支えあって体育祭まで良い練習が出来た。