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ぼくは嬉しかった。

ずっと見ている、2人の話はやっぱり楽しいから。面白いから。


ぼくもあの輪の中に入りたい。



今度こそ。




必ず、必ず。









だから、絶対「あの時」のようなことが起こらぬように…



ぼくは祈る。


ぼくは運命を作る。




そう決心する傍ら、ぼくはまた、自らへの戒めのように、「あの時」を覗き込んでいた。