「っっ!!!!」

「恋歌?大丈夫?」

「ん、平気。」

「平気じゃないよ。保健室行こ?」

そう声をかけてくれたのは、親友の川嶋 比奈(カワシマ ヒナ)だった。

「うん。わかった。」


比奈に連れられてやってきた保健室。

「じゃあ、ベッドで寝ていて。
先生、会議に行っちゃうから。」

「はーい。」

はあ、つまんない。
比奈は教室に戻っちゃったし。

仕方ないから、目を閉じた。