華「そして、去年やっと志織を見つけて、今は友達ってことさ」

奏「ふ~ん…てことはしーちゃん恩人なんだ~」

華「あぁ、そうだぞ」

覇者の奴らは結構真面目に聞いてくれたんだな

奏「しーちゃんかっこいいね~」

志織はカッコいいだけじゃなくて
すごいんだ…
だってあんなことを1人で背負ってるんだから

奏「そ~いえば、華月ってどこの高校なの」

華「えっ…どこってここだけど」

覇者「「「「「えっ!!!!」」」」」

もしかして知らなかったのか

華「俺…この学校の2年生だぜ」

奏「えっ、そうだぜ」

拓「そうなんですか‼」

食いつきすぎだろこいつら…
そんなに影薄かったかな…俺

華「修哉たちと同じクラスだから、分かるんなら今度来いよ」

奏「行く~!」

奏ってすごい自由人だなー

(←当たってますね… by作者)

奏「そ~いえば~どうしてしーちゃんはその日そんな場所にいたの~⁇」

えっと…なんて言おうかな…
族をつぶした帰りとは…言えねぇーもんな

華「それは…あれだよ、なっ…志織」

志織のほうに視線をやると…

華「寝てるし」

もしかして俺が説明してる間に…
まぁ、しょうがねぇーか
ずっと眠かったんだしな

華「遼、俺そろそろ、倉庫に行くなー」

遼「もうそんな時間か…今日はありがとな」

華「いろいろ楽しかったから、また呼んでくれ」

遼「もちろんだぜ」

よかったな死んでなくて…

華「それじゃーまたな」

奏「え~華月~、まだ話し終わってない~」

華「じゃあ今度教室に来な」

そう言い残して屋上を出た…