<龍said>

俺らは今日、朝から来ていた
この前のことで距離をおいていた俺は
奏を止めていた…

少しイラついてたこともあったが…
考える前に口が動いていた

朝、拓真が
“今日、転校生が来るらしいですよ”
って言っていたな
また人が増えるのか…
っと思っていたら、入ってきたのは…

鬼桜の幹部の2人だった
俺はたった1言も聞き逃さなかった…

「え?」

この声は、志織の声だった
この後、放送がなった…

黒桜たちはダッシュで教室を飛び出したのに対し…
志織は、めんどくさそうに、出ていった
どうしてあの3人なんだ…
どういう関係があるんだ…

「屋上に行くぞ」

「「「「はい(おう)(……)」」」」

俺らは教室から出ていった…

そして今、あの3人について話していた…

「どう思いますか、あの3人のこと」

「………知り合いじゃないかな」

健は最近しゃべってなかったから
なんか久しぶりだな…
そんなことよりも…

「知り合いか……」

「僕は違うと思うな~」

「どうでもいい…」

どうするかな…
本人に聞いても教えてくれそうにねぇーしな…

「拓真、ハッ「無理ですね」

即答かよ…
拓真のハッキングでも出ねぇーって
もう少し話し合うかな…