───── ────── ───────… それは、150年後の、未来のこと。 「舞花ー!おはよー!」 「あ、優花!おはよう!」 今から五年前。 私がまだ小学五年生だった頃。 親友の優花とは、名前に同じ漢字があるねっ!ってそのまま仲良くなった。今は親友と呼べる存在になっていた。 当時の私は、幸せそのものだった。 悩みなんてない。 明るくて、好奇心旺盛で。 どこにでもいる普通の女の子。 でもある日、事件は、起きた。