私達の生活にも少しずつだが慣れてきた。

突如近藤さんは私達に爆弾又しても落とした。

近藤「神崎君達が来て少し経ったね。どうだろう、今日はみんなで歓迎会と、行こうじゃないか!」

私唖然( ; ゜Д゜)と、近藤さんを見て居た。ちなみに那岐も同じく( ; ゜Д゜)

土方「…仕方ねぇなぁ」

私は気を取り直し返事を返した。

『解りました、しかし紫乃にはまだ早いので飲ませないで下さい。』

歓迎会とやらの宴が始まるのは夜で有り、まだ時間が余っていた。

私は少し考えて外へ向かった。

私が来たのは、道場が有る所、そして私は入って行った。

沖田「緋桜さん、貴方何してるんです?」

私は近くに居た斎藤の手から木刀をかりた。

『少し借りる、沖田殿には悪いが、相手になってくれないか?』

回りに居た隊士達が騒いでいた。

そして沖田さんはニコニコ笑顔で木刀を持つと試合をする中央へと移動した。

沖田「…緋桜さん、僕の事は総司と呼んで下さいね、紫乃ちゃんも那岐ちゃんも、ね♪」

私とお…っと違う、総司は互いに向き合い、見あった。

するとそこへ、土方さん、近藤さん、山南さんが現れた。

しかし私は気付かず総司と試合を始めた。

勿論審判は斎藤さん

斎藤「用意……始め!」


シュッ ダンダンダン

パン パン パン

私は試合を始めた瞬間何故か懐かしき感覚に襲われた。

まるで古の時代のあの頃に………

土方さんは私の様子がおかしい事に気付いた。

しかし試合を始めてるから邪魔は出来ない。

すると総司は腰を沈め突きの体勢に入った。

私には簡単にそれを避けた、そして


シュッ ダンダン スッ-

地面を蹴り、壁を蹴り空中で向きを変えた。そして木刀を総司の首筋へ……

やはり昔を思い出す、彼等の………


総司「すごいですね、貴方強いじゃ有りませんか」

土方「…ぉ……ぉい…… おい緋桜!」

私は声に気付き土方さんの方へ向いた

『すみません、少し思い出してしまって』

この時私自身気付かなかった、悲しく、儚い微笑みを出した事を……

それに気付いたのはやはり土方さんだった。


土方「緋桜、何が有ったか聞かない、
だからんな顔をするな」

私は驚き土方さんを見た。

総司「そうですよ、ですからもう一度勝負して下さい。」

私はポカーンと総司を見た。そしてしばらくして気を取り直した。

『解りました、私で良ければ…』

そしてしばらくは総司だけで無く原田さん、永倉さん斎藤さん藤堂さんを相手に試合をした。

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