─ザワザワ


気づいたら私は知らない道のど真ん中に立っていた


これはどういうことなの…?


呆然と立ち尽くす私─木村佑姫─の目の前に広がるのはテレビの時代劇とかでよくみる光景

低い建物、着物や袴を着た人々、刀をもった男たち…


何で…?

私は…─?


あ、そうか


これは夢だ




─ドンッ