今日も貴方はあのコを見つめる。



その瞳はひどく優しく、あのコだけを見る。




そう。まるで、隣にいる私が見えてないかのように。




でも、もうそんなことにも馴れた私。





「陵さ、早く告白しちゃえば…?」




「えっ!そんなん無理だよ…」




「なんで?」




「だって、彼氏いんじゃんあのコ.....」




そう言って頭を掻く貴方。