もう戻れないところまできたのかも。

だって、もう何も信じられない。

何もしたくないから…

(こんなにも人間って、もろいんだ)

暗闇の中、独りうずくまる私。

もう何も聞こえない…

『…疲れた』

暗闇の部屋の中、ポツリと呟いた言葉が部屋中に響く。

電気を点けてないせいか、その環境が私をさらに追い込んだ。

孤独感だけが私を支配する。