【宮野翔side】



ミルクと砂糖と取りに行った華に取り残された俺。

女子の部屋に一人残されると緊張するんだが……。


しかも、このクマ抱いて寝てんのかよっ!

そっとクマに近づいて触れようとする。


いやいや、こんな事しちゃダメだろ!

そう思って手を引っ込めようとしたら……


ガチャー


「姉ちゃーん、帰ってる?」

イキナリ戸は開いた。


「うお、」

「うわっ!!」


そこにいたのは中学生くらいの男で


「お前が宮野だな!今姉ちゃんのクマに触ろうとしたろ」


さっそく俺に攻撃してくる。