「お姉ちゃんー!待ってよー。」


私、小鳥遊 愛莉。
今日はお姉ちゃんの優香と東京へ行くの。

私の住んでいるところは田舎だから、ずっと憧れてたんだ。

「お姉ちゃんは東京、行ったことあるでしょ?どんなとこなの。」

「東京はねー。とにかくすごいんだよ!」


と、まあこんな会話を何十回としながら
私たちは電車に乗った。