遊園地から帰り夜は僕らの部屋に集まってみんなで話をしていた。


その次の日も昼までみんなで遊んで昼からは明日のゲームに備えて色々と準備をした。



僕と一成はしっかりルールも読み大体のことはわかり次のゲームに使う武器を選んだ。


「七海はなに持ってくの?」と一成が聞いた。


こいつもぉ七海とか呼びやがってる!


僕なんてまださん付けで呼んでるのに…。


「私?私はこのおっきい銃にする!」


七海はあきらかに使いづらそうな銃を手にしていた。


「女の子ならこんなんのがいいと思うぜ!」と一成が小さめの銃を七海に渡した。



「ありがとう一成、私こっちにするね!」



おいおい、あの性格のきつそうな態度はどこにいったんだよ……。


しかも七海まで一成って呼んでるし…!



はやいよ二人とも馴染むのが…。



ふと僕が栞の方を見ると、たぶん同じことを思ってるであろう顔をして二人のいちゃいちゃしてるのを目を丸くして見ていた。



よし!ここは僕も頑張ってみよう!



「ねっ、ねぇ栞?

栞はなんの武器にしたの?」



「えっ、えっ…。ゎわわわたしはこれにしたよよょ」と顔を赤くし声を震わせて言った。


栞はボウガンのような武器を手にしていた。



「あっ、そうなんだ。それなら使いやすそうでいいね!」



「うっ、うん!

ゆ、ゆ、ゆ、ゆうやは何にしたたたの?」と恥ずかしそうに聞いてきた。



「ぼ、ぼくは刀にしたよ!これがやっぱり一番しっくりくるからね。」



「やっぱり刀にしたんだ。でも…。」



「大丈夫だよ!僕は抜くつもりはないからね。

武器はまたあっちの準備時間で作るよ!」



「そうだね。私も抜かないように協力するからがんばろうね悠哉」と笑顔で言ってくれた。



「ありがとう栞。僕がなにがあっても守るからね!」



と話してると冷たい視線を感じた。


「あの?いつまでそののろけ見せる気?」
と一成が真顔で聞いてきた。



「えっ…。なんかごめんなさい。」



「まぁ嬉しいのはわかるけどほどぼとにしてくれよな。」


おまえに言われたくないよと僕は内心思ったのだった。




そして夜まで色々と準備をして僕らは明日に備えてゆっくり寝たのだった。