集会室につくと他の四組はもぉ座っていた。


まぁ当たり前と言えば当たり前だ


こんな状況に置かれて寝坊をするやつなんて正直僕以外にそんなくずはいてないだろうと僕は思った。



「お前らなんの武器は部屋から持ってきたんだ?」と突然一組の男ペアが話しかけてきた。


「武器?なんだそれ…?」と一成は焦りながら聞いた。


「まさか…
お前らルール読んだかちゃんと?」


「いや…読んでねぇわ」と一成は答えた。



おそらくだかあのルールブックには部屋にあった武器を持っていくようなことが書いていたらしい…


僕らはそれを読まずに出てきて最早なんの戦力にもならないのは言わなくても察しがつく。


今思えば集会室に入った一瞬で気づくべきだった。


なぜみんなが刀や銃などを持っているのかを疑問に思ったがここにはこうゆう少しイカれた連中しか集まらないと思っていたからそれほど気にならなかったのも事実だ。



まぁ僕らが取り返しのつかないことをしたのは言うまでもないことだ。


「えっ、ほんとに忘れたの?」と昨日のメガネの子が聞いてきた。


「うん、昨日読まずに寝て朝ちょっと見ただけだからさ…」と悠哉は申し訳なさそうに答えた。



場の空気は最悪の状態になってしまった。



ギィィィィィィィィィィィィィィィィィィ


またあの扉の開く音がなった。



「みなさんおはようございます
今日は第1のゲーム陣取りゲームを始めたいと思います」とまたあの不気味な顔のロボットが扉が開くとともに出てきた。


何がおはようごさいますだよほんとに。

こっちの気持ちもしらないで…


「あの…武器をもってくるのわすれたんですけどどうすればいいですか?」と一成は質問した。


「…」ゼツボウは黙りこんでいる。


「あの…聞こえてますか?」


「な め て る の か」

僕はそれを聞いたとき絶望を感じた。


あのゼツボウの顔と声は僕は忘れないだろう…


「これは遊びじゃない
お前らくずに私が最後のチャンスをあげてることを忘れるな。
次こう言うことがあればお前ら全員皆殺しだ」とこれ以上ないぐらい怒った様子のゼツボウ


あぁ、全ては僕が悪い。

僕がしっかり起きていたら落ち着いて用意もできたのに…
おまけにゼツボウの機嫌までそこねさせてほんとにごめんの三文字しかでてこないよ。


「今回は見逃す。ゲームでは死なないことを祈ってるんだな。」

ゼツボウのあのふざけた面をみてる一発殴ってやりたい気持ちもあるがここは気持ちを圧し殺した。


「では、気をとりなおしてゲームを始めたいところなんですがまだ準備ができてないのでこの班で自己紹介でもしといてください。あなたがたはチームなんですから」とゼツボウが提案をしてきた。


と言うことで僕らは自己紹介?らしきものをすることになったのだった。