ある日のこと。





総「はあ……はぁっ…、」





息づかい荒い彼。





頬は上気し、ぐったりしてしまっている。
目は潤んで、色気が増している。







額に当てれば茶を沸かせるんじゃないかってくらい熱い。




つまり彼、総司は---。





な「総司、大丈夫?お医者さん呼ぶ?」



総「ケホッ…ただの風邪だから、大丈夫だよ…。」





そう、風邪を引いてしまったのです。