彼らと別れて
私はまた繁華街を
ふらふら歩いていた








「あのう…」


突然声をかけられ
振り返れば
スーツを着た20代後半くらいの
男がたっていた


「なんですか?」


淡々とかえすと


「私、先程貴方のご活躍を偶然目にかけまして…」




私はまた無意識の内に
体が震えだしていた