星夜との出会いは、、、


そう、あれは高校の入試の日だった。


あたしは、ここら辺では有名な進学校へ行くつもりだった。


でも、その学校は家から少し遠い。


だからあの日、あたしは響月に乗せて行ってもらったんだ。


元々頭が悪いわけじゃなく、担任の先生からも「お前なら、大丈夫だ」なんて、お墨付きを貰って居た。


試験自体は、一応勉強をして臨んだし、それなりに手応えはあった。


試験が終わり、響月との待ち合わせの場所に行くと、ガラの悪そうな２人の男と響月は話をしていた。


響月自体ガラが良いとは、口が裂けても言えないけど、、、