ケータイ小説 野いちご

幼なじみはイケメン4人組

2 顔 見ればわかる



………

……




その日の放課後。



「おーいミサー、帰るぞー」

「うん、今 行くー」



ドアのところで、旬ちゃんが ひらひらと手を振っている。

朝に起こしてもらうのと同じで、これもまた いつもの光景だ。



「晃太くんは今日もお手伝い?」

「そ。 明日の教材準備だのなんだので忙しいんだと」

「相変わらずだねぇ……」



晃太くんは、成績優秀で面倒見のいいクラス委員。

担任の先生のお手伝いはもちろん、教科担当の先生たちのお手伝いなども進んでやっていて、忙しい毎日を送っている。


嫌々じゃなく進んでやってる。というのが晃太くんの凄いところだと思う。

相手に媚びを売るわけではなく、『困ってる人を見過ごせない』 、『大変そうだから手伝う』のが晃太くん。

私の自慢の幼なじみだっ。


……と言いつつ、数日前の晃太くんは 私にかなり冷たかったけどね。



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