「あっち行ってて。」

「邪魔。」

「うざいね!いない方がいいよ!」





聞き慣れた。言葉たち。



ウソ。

いくら聞いても耳が痛くなる
トゲのついた鉛たち。


重く
鋭く




私の心を貫くんだ。







誰も助けようとしない。
可哀想としかおもわれない。








死にたい?もう心はとっくに死んでる。




そんな時君は救ってくれたね。






「ねぇ、今日遊ぼう?うちんち来てね?」

いつも私をいじめてる子が言ってきた。


信じられない。またいじめられるんだろうな…


ウソ、





信じたい。これでいじめが終わるなら、どこへでも行く。