「~♪」

只今、十麻くんと下校中なのです!



相変わらず、無口な十麻くん。

しかも、今は最高に不機嫌なきがしやす。


「十麻くん?」



ギロッと鋭い眼光が私をにらみやした。


「……なに。」




「命だけは……」

と冗談をいったら
また、鋭い眼光で睨んできたので



「ぁ、あのね?
どうしたの?」



「あんたの所為だからね。」



頭を掻く姿に



胸がキュンとした



「……くんだって」



「なに?」



「十麻くんだって、私を殺すきか!」


十麻くんは、目を見開きこちらを凝視した


「俺が、いつあんたを殺そうとしたわけ?」



「いつもだよ!」


私も、少し怒りながら




十麻くんを睨む。