「ここは?どこ?」

真っ黒な世界だった

「やだ!怖いよ」

「火恵」

呼ばれて振り返ると

小さな光だった

「海!待って行くから!」

火恵は走った全力で

光に触れた瞬間

「火恵!起きろ!」

「あれ?あ!夢か良かったー怖かった」

「そんな事言ってる場合じゃない」

火恵は立ち上がり辺りを見わたした

「どこ?え?何?」

そこには歴史の教科書でみたような古い

建物や団子屋奥には城がある

「海?これって…」

「だろうな」

「「タイムスリップ…」」

「お嬢さん」

「え?私?」

「そうだ珍しい浴衣きてるなぁ」

「え?」

海はかばうように

「貴方がたは誰ですか?」

汚い服をきた男が10人くらいで

2人を囲んできた

「クソガキには用はねぇお嬢さんに言ってるんだガキにはこんなお嬢さん勿体ねぇ」

「何を言ってるんですか?」

「海やめよやばいよ」

火恵は海の後ろに隠れている

海は火恵の手をギュと握りしめた

「お嬢さんを渡してもらおうか」

「女を簡単に渡す男はいないとおもいますが?」

「あ?なんだと?口じゃわからねぇようだな、おい殴られたいのか?」

「別に火恵は渡さないだけだ」

イライラしていた男が海に殴りかかった

海は強い

男をあっという間にやっつけた

片手で

「海…強っ」

でも、刀を出してきた奴もいた

「ガキには興味ないんだよ!」

「海!!」


?「いけないねぇ〜」

誰かが海に降りかかった刀を刀をで止めた

美男子のようだ

「総司!いい加減にしろ!」

「土方さん危なかったんですよ?危うく少年が切られる所でした」

「海?大丈夫?」

火恵はすぐに海に駆けよった

「うん、でも、この人がいないと死んでいた」

「「ありがとうございます」」

多分この人は新撰組だ

服装がね新撰組だ

新撰組の人達は10人の男達を縛って

連れて行った

「土方さんどうします?」

「この辺の着物じゃねぇな」

「え?」

「私達何も怪しくないですよ?」

「俺たちは変な奴らに襲われただけです」

「でもね?怪しいんだよ」

「まず、女の子の髪の色赤いよね?しかも長ーい髪をおろしてる」

おろしてるのは関係ないでしょ

「それと2人とも靴が何か…」

[火恵]

[なに?]

[未来からきたって言お?]

「え?いいの?」

「うん、言わなかったらめんどくさいし」

「そうだね」