午前の授業が終わり、お昼ご飯。
昔から食べることが好きだった私は、ご飯の時間が楽しみだった。

けれど、ダイエットを始めるため、お弁当には栄養がしっかりとれて、尚且つ低カロリーなものを入れた。

「志帆ー、食べよっ!…美味しそうだね!さすが志帆、料理うまいわ」

瀬奈は私のお弁当を見て、微笑んだ。

私、得意なのは、料理と裁縫くらいで…。
それを褒められるのはすごく嬉しかった。