ケータイ小説 野いちご

甘々な彼とスイートピーを。

第一章
幸せはどこから




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遡る事一ヶ月_____




私、大塚 舞(おおつか まい)は今日からこの桜木高校に通うことになった。




教室へ入って最初に目に入ったのは窓に映り、風に揺らめく桜の木。


ふいに、中学の時を思い出した。




「舞、あの事は大丈夫?」




入学式が終わったあとに佳織が心配そうに聞いてきた。




「佳織…ありがとう、でも私は強くなるんだ」



幼馴染の早川 佳織(ハヤカワ カオリ)。長いロングヘアーを後ろで一つにまとめている。

ほのかに香る甘い香りが鼻先をくすぐらせる。この感じ、落ち着く。



そして、その隣にいるのが同じく幼馴染の大渕 彼方(オオブチ カナタ)。


私とあまり変わらなかった身長は、ぐんぐんと伸び、今ではかなり見上げる形になっている。






「舞、あんま無理すんなよ」




「うん…でも…大丈夫。2人がいるから」






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