ケータイ小説 野いちご

保健室の甘い時間

誕生日

次の日――…


朝、吉岡先生は車で家まで迎えに来てくれた。

いつも学校では、スーツって決まっているわけじゃないけど、シャツにネクタイと、どちらかというときっちりとした格好の吉岡先生。

だけど今日は、白地のプリントTシャツに色落ちジーンズ。

普段とは違いカジュアルなファッション。

いつもと違う吉岡先生に、私はドキドキする。


私が助手席に座ると


「美咲さんがスカートって珍しいよね」


吉岡先生は車を発進させながら言う。


「ヘンかな?」


仕事の時は、だいたいパンツにカットソーやニットを合わせる事が多い。

養護教諭の集まりがある時は、スカートも履いたりはいたりするけど、そんなのはごく稀。

だけど、今日は吉岡先生との初デート。

だから、今日はシフォンのラッフルフリルブラウスに落ち着いたサーモンピンクのフレアスカートという、ちょっと可愛らしい格好をしてみた。


でも、似合わなかったかな?



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