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ざっと15分ぐらい揺られて、到着!
街から離れた自然に囲まれた静かな所に、学校が立っていた。
赤いレンガで作られた、高級そうな壁。
屋根は深い青色。
私立高ノ宮学園と掘られた門から校舎まで大きな木が、アーチを作るように立っている。
まさにお金持ち学園!
「お嬢様、こちらが教室や校舎に入る際必要となってくる、IDカードです。
生徒手帳に常に入れてお歩きください」
「はい」
「お昼は講堂に用意されているランチバイキングを楽しむか、教室やテラスなどでお弁当を食べることになっておりますが、どちらになさいますか?」
「お弁当が良いな。動くのめんどいし」
「かしこまりました。では後ほどお弁当をお持ちします」