☆☆☆




 ざっと15分ぐらい揺られて、到着!




 街から離れた自然に囲まれた静かな所に、学校が立っていた。




 赤いレンガで作られた、高級そうな壁。



 屋根は深い青色。



 私立高ノ宮学園と掘られた門から校舎まで大きな木が、アーチを作るように立っている。







 まさにお金持ち学園!




「お嬢様、こちらが教室や校舎に入る際必要となってくる、IDカードです。
生徒手帳に常に入れてお歩きください」




「はい」






「お昼は講堂に用意されているランチバイキングを楽しむか、教室やテラスなどでお弁当を食べることになっておりますが、どちらになさいますか?」



「お弁当が良いな。動くのめんどいし」




「かしこまりました。では後ほどお弁当をお持ちします」