海斗side

美波はおとなしく風呂に行った。

なんだ素直じゃねぇーか。
美波がいなくなると、悠登の
イライラオーラがMAXだった。

「なぁ海斗。俺が女嫌いなの知ってるよなぁ。」

『あぁ』

「じゃあなんで、ここに連れてくるんだ?」

『倒れてたからだ。見殺しにはできないだろ。』

「そーだよ?はると?かわいーじゃん
美波ちゃん♪楓は好きだけどなー♪」

「チッ。しゃねぇ…。俺は部屋に戻る。」

「おやすみー♪」

「悠登さん。夕飯は?」

「いらねぇ。」

「じゃあ悠登、明日はゲームな!」

ガチャン。

悠登は不機嫌にリビングから出ていった。