「うぅ、ひっく」

私は、牢屋の中に閉じ込められていて泣いていた。
手錠と大きな鉄球の付いた足枷が着いていて、逃げられない。
まあ、なくても鍵のかかっている牢屋からは逃げることは出来ないと思うけど。

「今日もいつものように泣いているんですね。雪ちゃん」

悪魔が来た。
小清水薫子。
私の彼女。
大企業小清水財閥の社長の一人娘で、お嬢様。
何にでも才能があり、また、すごい美人だ。
カリスマ性も高く、学校では、お姉様と呼ばれている。
いくつかの会社の経営を一人でやっている。
そして、幼女が好きなレズだ。
そんな薫子は、男だけど、幼女な私に一目惚れして、告白されて、付き合うことになった。
男だといっても、それでもいいと言っていた。
その後、しばらくは、普通に付き合っていたんだけど、精神が病んでしまい、こんな行動に出てしまった。