ケータイ小説 野いちご

【完】籠球ロマンティック

4th time
わくわくエクスプロージョン

待ちに待った決戦の土曜日。


俺達は各々のジャージの下に、俺のバイト先で発注したオリジナルのユニフォームを着込み、約束の14時より3時間も早く所定の場所にいた。


あの日がこの間の火曜日。あの冷静じゃない女の争いから決まった筈の試合は、リッコの冷静な手配により迅速に計画が立てられて行った。


あの日の後、リッコは一番にイツに出来事を話したようで、それを面白い話だと思ったイツと共に動き出す。


皇兄妹はまず、場所の確保に乗り出した。混み合うであろう土曜日だが、都内でも海沿いにある綺麗なコートの『勝どきTOKYO TOWERS前』を確保した。


次に、イツが『このまま練習着でやるなんて許さん!フーズガット前の模擬試合だぞ!』と俺達以上に息巻き、ユニフォームを作ることになる。


しかしイツのスポーツ店で発注しても時間がかかると進行がストップした時に思い浮かんだのが、俺のバイト先の『オッドアイ』ガテン系店長、琴音店長だった。


頼んでみたらこれまたスムーズに事が運び、ユニフォームが出来上がったのは前日のこと。

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